労務:人を育てる人事制度…3

    公開日:2024年09月10日

    ~③ 能力開発制度 編~

    能力開発制度とは、全社員に、スキルを身に着けるための機会を与えるのが能力開発制度です。

    通信教育の導入、個人目標制度の導入、OJTや職場活動の推進などで社員の能力を開発します。

     

    1.能力向上機会の提供

    次の能力向上機会を提供し、社員がそれを活用することによって能力向上を図ります。

    【職務知識】

         公的資格

         自己啓発(通信教育を利用)

         社内集合研修

         社外研修参加

         職場の能力開発(QC活動など)

    この体系の中に、現在行われている社員教育や資格取得研修、社外での研修などを記入して、我が社の教育体系とします。

     

    2.大切なOJT(On The Job Training)

    日々の仕事を通じて社員の能力向上を図ることは非常に重要です。

    研修を受けさせたり、資格を取得させたりすることも大切ですが、日々の仕事の中で、より高度な仕事をこなせるように指導・教育することはより重要な課題です。

     

    3.目標管理制度

    さらに経営目標、部門目標が設定されている企業については、個人目標を設定して、そのフォローを管理者にしてもらう方式を導入します。

    個人目標には数値目標だけではなく、具体的な行動目標を記載することがポイントです。